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コラム

 【第1回】 イノベーションマネジメントの時代
                            
  日本の産業界は今、大変革の時代に直面しています。高度成長時代は、市場の拡大に伴いただひたすら製品を開発し市場投入しておけば一定の売上や利益を確保することができました。しかし、拡大成長の時代は終わり、ただやみくもに努力しただけでは売上は伸びないし利益も上げられない時代になってきました。

 また、それどころか多くの成熟化した業界においてシェア構造の大きな変化が起こっています。
 今までの成功体験が足を引っ張りかねない、大きな変革の時代を迎えています。過去の成功体験の呪縛からいち早く抜け出し、新たなビジネスモデルを創造し続ける経営が要求されています。
 他社がやっていないからうちはやらない、他社がやるからうちもといった横並びの発想がもはや通用しない時代になってきました。

 競争の場は異業種間やグローバルに拡がり、大競争に勝たない限り明日の保証は全くない真の競争力が試される時代を迎えています。
 企業内においても、給料があがり続ける時代は終わり、終身雇用の保証などとても期待できません。成果を出せない社員は余剰人員になるだけです。企業もビジネスマンも横並び発想を180度転換すべきときです。

 産業界の置かれている状況を語るもう一つの視点は創造の時代を向かえている点です。今、日本企業は大競争・変革の時代の中で、世界のフロントランナーとして自ら新しい商品なり、仕事のやり方を創出する
ことが問われています。キャッチアップの時代に培った、いわゆる"管理"型マネジメントから抜け出し、自ら新しい価値を創造していく"革新・創造"型のマネジメントを基本に置くべきです。
 市場環境の変化に対応し商品やビジネスプロセスを絶え間なく革新し続ける経営の在り方が問われています。